七五三に着物を着せず お参りだけで済ませた方 いらっしゃいますか?

いらっしゃいます。近年の七五三事情から察しますと、「七五三に何を行うか?」によって、本当にそれぞれの七五三事情があります。

七五三はいつ、何をすればいいのでしょうか??【失敗談あり】』でご案内した通り、お参りの際のご祈祷料、衣装の手配、会食、写真撮影と行おうとすると、それなりに費用がかかります。

いずれもご家庭によって予算は様々です。例えばご自分たちでカスタマイズしやすい衣装代と会食代は予算を抑えようなど。

七五三の服装は、こうしなければならないという決まりはありません。そして、七五三だから必ず神社やお寺に参拝しなければならないということもありません。

ご家族ごとのお考えで、何にお金をかけたいのかを明確にしてお祝いされることで、ご自分達らしい納得のいく、何より主役であるお子様にとって一番楽しい七五三詣りとなるのではないでしょうか。

さて、七五三の服装は、和装にこだわる必要も、こうしなければならないという決まりはありませんが、そうは言いましても、七五三時期に参拝ですと、やはりスーツやお着物で参拝される方々が大変多いです。これは「神社」や「寺院」という場所を考えると、カジュアル過ぎる姿はNGと広く認識されている故でしょう。このような背景から、七五三ハイシーズンに気負わず普段着で参拝ですと、少々目立ってしまう可能性もあります。

多くの方がお写真撮影だけは外されないようです。

親的目線でお伝えさせていただくと、七五三の時のお子の表情や雰囲気は、本当にその時しかないもので心底貴重だと考えます。お子目線でお伝えさせていただくと、七五三時期の3歳や5歳の記憶は、なかなか残りにくく、おぼろげです。記念として写真を残しておくことで、家族それぞれ、その後に思い出として見返すことができますので、写真撮影や動画撮影は外されないのでしょう。

確かに、七五三の時のお写真を思い出として見返す時期は、なかなかないといった方もあるでしょう。でもいつかその日が訪れたとき、きっと皆さん笑顔です。物より思い出です。思い出は色あせません。『あの時楽しかったよね』おぼろげでも、そんな思い出話が出来ればいいですよね。

「七五三に何を行うか?」によって、本当にそれぞれの七五三事情がありますが、ご家族ごとの、それぞれのお家のやり方で七五三をお祝い出来れば、それがご家族皆さま笑顔になれる、何よりお子様にとっても一番楽しい七五三となるのではないでしょうか。

思い出深い七五三となりますように。

ご参考になれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございます。