七五三撮影、スタジオとロケーションで迷っています。 どちらがおすすめですか?

スタジオ撮影でも、ロケーション撮影でも予想以上の『良き日』に『笑顔』になっていただける可能性大でございます。

最近の七五三事情で肌で感じる事は、スタジオ撮影とロケーション撮影を併用される方が多いようです。しかし、どちらがいいのか?どちらか一方でもよくないのか?それとも両方あったほうがいいのか?これはなかなか判断の難しい問題かもしれません。当方の実体験+お客様からの実体験のお声を背景に、スタジオ撮影とロケーション撮影のメリット&デメリットについて、そして留意したい事柄について、少し深堀して綴らせていただきます。

ご自分たちがどんな写真が撮りたいのかというお気持ち大切にされてください。

まず、撮影はご家族様の大切なイベントですから、ご自身の好みをしっかり確認することが大切です。それが決まれば、写真のスタイルも自ずと決まってきます。具体的には、まずは、ご自分たちがどんな写真が撮りたいのかをイメージされて下さいね。例えば 年賀状に使えるような家族写真があったらいいなであるとか、せっかくならヘアメイクなどの準備段階から手を繋いで家を出るところも写真に残しておきたいであるなど、です。

スタジオ撮影のメリットとデメリットは?

スタジオ撮影のメリットは?

  • 天気や気温、時間帯に左右されることなく確実に撮影できる
  • 丁寧なライティングができる
  • カメラマンの声が聞こえやすい
  • 撮影中でもお着付けやヘアメイクを直しやすい
  • 着替えが自由にできる
  • 荷物が多くても安心

スタジオ撮影のデメリットは?

  • スタジオの構造的に背景の奥行きが出しにくい場合もあり出来上がりの写真のイメージがある程度決まってしまう
  • 撮影できるセット内容に限りがあるためイメージカットのバリエーションに限界がある
  • 閉じられた空間なので、緊張しやすい

スタジオ撮影を依頼する際に事前に留意したいpoint

  • 希望するイメージカットが撮影可能か
  • 撮影セットのバリエーションの種類はどうか。_大邸宅一軒まるごと改装されたようなスタジオであるとか、撮影セットは少ないけれど、厳かな家族写真に重きをおいて撮影したいであるなど
  • お着物の持ち込みが大丈夫かどうか
  • 衣装持ち込み時の追加料金はどうか
  • 大人のお仕度は対応してくれるのかどうか
  • 撮影風景は どこからどこまでが自分たちで撮影可能なのか_前面禁止と謳うスタジオもあります

ロケーション撮影のメリットとデメリットは?

ロケーション撮影のメリットは?

  • ご家族にとって所縁のある場所で等、希望する場所で撮影できる
  • 様々な背景のバリエーションが可能
  • 開放感を感じながら撮影するので、自然な表情が撮りやすい
  • 奥行きがあるので、背景をぼかした撮影がしやすい
  • 特別な記念日になる:スタジオ撮影よりも新鮮な空気感と非日常的な時間を過ごせるので、特別感が増す

ロケーション撮影のデメリットは?

  • 雨天など、天候や季節によって撮影の可否が左右される:暑い寒い、湿気が高い、強い雨や風など、気象的な状況の影響は避けられない
  • 希望する場所が撮影許可がおりない場合、撮影場所を変更しなければならない
  • 天候によって撮影が中止延期になった場合、追加料金が発生する可能性もある
  • 風で髪が乱れることがある_前髪がバーコード状になるなど
  • 距離があるとカメラマンの声が聞こえにくく、意思疎通が難しい場合もある
  • トイレや着替えをする場所の確保を検討する必要がある
  • 落ち着いてヘアメイクを直すことが困難
  • 荷物が多いと移動が大変

ロケーション撮影を依頼する際に事前に留意したいpoint

  • ヘアメイクさん帯同:夏や冬、小雨や多湿など多少の悪条件のなか撮影を決行した場合、ヘアスタイルのくずれや体力の激しい消耗なども考慮したい時におススメ
  • 予算を明確にする_オプション料金も含めて事前御見積をお願いする
  • もし撮影が中止・延期になった場合の対策と追加料金の有無
  • 撮影可能な場所をカメラマン側にお任せするときは、自分たちの思いとマッチする先かどうか
  • カメラマンさんによって得意なスタイルがあるため具体的なイメージがある場合は、イメージを形にできるカメラマンさん選びが大切_指名可能かどうか
  • 撮影の時期選びは慎重に_真冬や真夏を避けて春や秋に行うほか、体調への配慮も不可欠

嫌だと言いながらも、ちゃんと被布も着ることができました!

当方にご依頼いただき、大変なお子様の号泣や、通常のお着付けが難しかったお客様からいただきました貴重なお言葉を下記に添えます。

昨日は、大変お世話になりました。嫌だと言いながらも、ちゃんと被布も着ることができました!

あのあと娘は、神社の祈祷の場所でポカンとしている間に無事にお被布も着れました。両家の祖父母もとても喜んでくれました。写真が楽しみです。

スタジオ撮影、ロケーション撮影にそれぞれ臨まれた方からです。

気を揉むよりもずっと、意外とやれてしまうこと、おおいかもしれない実例でございます。

予算が許すのであればご提案したい撮影場所

予算が許すのであればご提案したい撮影場所として 結婚式場や日本庭園などを完備する立派なホテルをおすすめします。あくまで参考例として、理由は、前日から家族で宿泊可能 → 敷地内のサロンでお支度をし → 近くの神社または常設の御祈祷先があればそちらで参拝 → 敷地内のスタジオ撮影、日本庭園でロケーション撮影どちらも可能 → 敷地内のレストランで食事 という一連の行いが全てかなってしまうという素晴らしさがございます。

スタジオ撮影も、ロケーション撮影も『デメリット』実はない?

お断りとして、デメリットとしてつらねました項目も「これらを踏まえた上で、きちんと準備できれが大丈夫」という対策につながるかと存じます。実際、悪天候であってもロケーション撮影される方も多くございます。準備段階で色々とご心配される事柄があるのは常かもしれません。でも、『思っていたよりもずっと意外とやれちゃうこともあります』とお伝えしたいです。撮影の準備はややもするとストレスの溜まるものかもしれませんが、その分、予想以上の『良き日』に『笑顔』になっていただける可能性大な事をを強調しておきたいと思います。

思い出深い七五三となりますように。

ご参考になれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございます。