必ずお貸りした先にお伺いを立てられることをお勧めいたします。
お借りした側でクリーニングに出す、出さないとご判断されるよりも前に、必ずお貸りした先にお伺いを立てられることをお勧めいたします。くれぐれも、ご自身のご判断で染み抜きなどの処理やクリーニングにはだされないよう、せめてアイロンだけでもかけてという行いもされませんよう、重ねてのご提案でございます。
お着物は洋服とは違い、着たからと言ってクリーニングに出すというものではございません。お着物のクリーニングも扱われていると謳われているクリーニング店では、和服専門の業者様にお願いされている場合もありますが、クリーニングトラブルなどの懸念もございます。クリーニング工程での扱い方も先々で異なります。また貸し主様側のご意向で、防水加工を施したいなど、今後お召しになる際のご予定もあるかと存じます。そのような配慮をするためにも、先行してクリーニングされることはお勧めできません。
知人からお借りしたお着物をお返しするときのpointは??
- 可能であれば、お着物をお借りした時点で、全体を広げてのお写真を撮影されておくことをご提案いたします。もともとあったシミ云々はなかなか気づきにくいものですので、ご返却の際に照合すれば、間違いがなく、後々のお心の平穏に役立ちます。
- 脱いだら即 陰干しされてください。寒い季節で全く汗をかいていないとお感じになられていても、人は常に発汗しています。着ているだけで、人から出てくる汗で着物は湿ります。それゆえ、直射日光の当たらない場所を選んで干して、湿気を飛ばされることをお勧めします。
- もしもクリーニングに出した方が良いような箇所が発覚した際は、まず素直に貸し主様にご相談されてください。もしかしたら元々あったシミなどの可能性もございます。その後きれいにしてお返ししたい旨をお伝えになり、そのお着物を購入された先、または、貸し主様の方でお着物のクリーニングをいつもお願いされている先がないかなどお伺いたてられて下さい。
少し踏み込んで、具体的にはどんな配慮でしょうか??
他人様からお借りしたお着物をお返しする際、少し踏み込んで、具体的にはこのような配慮が必要だろうという事をお伝えします。お考えは様々おありかと存じますので、あくまで一つのご参考として捉えていただければです。
多くの皆様が選択されている、お借りしたお着物返却時の内容は、貸し主様側にクリーニングにだしたい、キレイにしてお返ししたい、どうお返ししたほうがよいかといった旨をお伺いされます。多くの場合、貸し主様側から丁重にお断り、或いは貸し主様側でいつもお願いされている先にクリーニングに出したい等のご希望を伝えられることもあります。そのような流れを経て、お借りした側はお着物の埃をはらい、陰干しし、通常のクリーニング代とお礼を添えた金額をお渡しになる事が多いようです。明らかにお借りした際の汚れがあった際は、追加費用も添えれられる等されているようです。
ご好意で大切なお振袖をお貸しくださるのですから、そのお気持ちを大切にしてお返ししたいですよね。
ご好意で大切なお振袖をお貸しくださるのですから、そのお気持ちを大切にしてお返ししたいですよね。ご自身のご判断先行よりも、必ずお借りした先にお伺いをたてれらるお返しプランをご提案いたします。
ご参考になれば幸いです。
最後までおよみいただきありがとうございます。
お手持ちのお着物クリーニングであれば、クリーニングトラブル回避のためにも全国対応の先ございます。