お宮参りの服装について、母乳の場合、着物は難しいですか?

未経験な事は難しく思えます。でも、思っていたほどの難しさではない可能性が高いです!!

3patternご提案します。

  1. お宮参りの着物の時は母乳での授乳はしない。
  2. 洋装を選ぶ。又は外出途中で和装から洋装に着替える。
  3. 初心者なお着物知識があり、着崩れも直せる方、又はそんな方が同行されていたら、お着物の身八ツ口(みやつくち)から授乳:着物で授乳する場合の最も好ましい方法です。

いずれも、当方、経験者です。

  1. は着物でお宮参りを行う時には、思い切って「母乳での授乳はしない」と決めてしまい、その時だけは帰宅まで哺乳瓶でミルクを活用します。ヘアセットを済ませた後、お着付けする直前にしっかりと授乳。この方法は、哺乳瓶とミルクに慣れているお子様でなければ通用しない手かもしれないのですが、もしも通用するのであれば、ご提案致します。着付け→移動→お参り→写真撮影→帰宅という流れで、概ね4時間ほど要した思い出があります。お腹がすいて泣き出して1回ミルクで授乳か、泣き出しても、車移動中に眠ってしまうかが想定されます。外出行程をコンパクトにまとめる事が望ましいです。母乳パッドは予備も含めて必須です。
  2. はストレスlessを目指します。哺乳瓶でのミルクが通用しないという場合やお着物での授乳に不安がある場合に有効です。写真撮影まではお着物で過ごされ、その後持参されたお洋服に着替えられて授乳→神社への参拝などです。授乳可能なフォーマルなスーツやワンピースは、一見、全く授乳服にみえないけれど、しっかり授乳可能で、デザイン性にも優れているものが多いです。お食事会などを予定されている際など、長時間の外出予定の時は有効かもしれません。
  3. は、着物には身八ツ口(みやつくち)という脇の下に縫い閉じられていない部分があり、そこから赤ちゃんに母乳をふくませる授乳styleです。慣れない事ですので、授乳ケープがあれば良いのですが、無い場合でも、胸をあらわにする事もありませんし、周囲の人に気がつかれることなく、授乳可能です。事前準備として、肌着の脇下の縫い閉じを切り開いておくことが必要です。着物が着崩れる心配が少ないメリットがあります。

★携帯するミルクは搾乳や冷凍母乳ではなく、お好みの粉ミルクをご提案致します。搾乳した母乳は常温で数時間程度しか保存できないというリスクもあるため、衛生面から長時間持ち歩くには不向きです。

★露出を隠してくれる授乳ケープか、どんな場面でも役立つ大判のタオルを持参されると心強いですね。お参り先の神社に授乳室があれば、尚ありがたいです。お宮参り中であっても、できれば授乳やおむつ替えは落ち着いた環境でしたいですものね。

お着物に慣れていない方にとっては、お着物をお召しになる事だけでも大変な事とお察しします。お宮参りをされようという事だけでも、本当に本当に素晴らしいです。

和装でも洋装でも、その時の体調とお気持ちを大切にされてご検討されてくださいませ。お宮参り楽しまれて下さいね。

思い出深いお宮参りとなりますように。

ご参考になれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございます。