振袖と袴の組合せに必要な物をすべて教えていただけないでしょうか?

卒業式の袴のお着付けにフルセット一式レンタルされる方も多いのですが、お手持ちのお着物に袴の組み合わせされる方も多くいらっしゃいます。例えばお母さまのお振袖いわゆる“ママ振”だったり、成人式の時にご用意された振袖を卒業式でお召しになる等です。

その際に一番多くお問い合わせ頂く事が『袴の着付けに必要な小物は揃っていますか??』というような事です。お持ちの小物類一式のお写真を撮影されて確認をお願いされる方もあります。名称をお伝えしても、日常使いされない、馴染みのないお品ばかりなので、当方の説明不足の可能性や、もしかしたら意図の相違があるかもしれません。その為お写真で具体的にお伝えいただくと不足の品がないかの確認もしやすいです。

昨今のご時世、WEB確認すれば、袴着付けに必要なものは概ね確認できます。おそらく複数のWEBで確認を試みられることでしょう。するとWEBごとに必要な物として掲載されているお品物に僅かばかり違いがある事にお気づきになるかもしれません。これが、お問い合わせくださる方の困りごとです。

どうして僅かばかりの違いが掲載先で異なるかというと、お着付けされる方が着付けを学ばれた先の着付け方や、またはお着付けされる方ご自身で、それぞれの趣や方法があり、それが反映されている為です。それゆえ使用する小物や数もそれぞれです。併せてこれが絶対的に正しいというものもありません。もちろん仕上がりは“絶対的に美しい”が最適解です。

着付けにはたくさんの小物が必要になります。欠かせない物が多いです。そうは言っても、和装でしか使われないものですから、多くの方にとっては聞き慣れない、見慣れないお品物が多いかもしれません。

では、と、困惑を軽減していただく事を目的に袴の着付けに必要な物を下記に連ねてみました。あくまで一例になりますので、またこちらをご覧になって困惑されることがないよう、“こだわり過ぎる必要はありません”とご提案致します。ご参考にされつつ、ご自身のやりやすいお着付けstyleで小物をご利用ください。

【振袖&袴の着付けに必要な物】

①肌着:肌襦袢(はだじゅばん)とも呼ばれます。着用せずキャミソールやブラトップなどで代用される方も増えています。

②長じゅばん:①の上、着物の下に着用する着物です。半襟が縫い付けられています。そうでない際は縫い付けが必要です。

③袴帯:袴下帯(はかましたおび)や半幅帯(はんはばおび)、小袋帯(こぶくろおび)と呼ばれることもあります。両面2色だけではなく、両面4色のものもあります。

④腰ひも 3~5本

⑤伊達締め 2本:足りない際は④腰ひもが活躍します。

⑥襟しん

⑦足袋:ブーツの際はタイツなど

⑧草履orブーツ

⑨巾着orバック

以下、これらがないからお着付け出来ないというものではありませんが、お持ちであれば心強いお品ですのご案内致します。

⑩重ね襟:伊達衿(だてえり)とも呼ばれます。素敵なアクセントになります。

⑪帯板:袴は帯板不要とされる方も多いのですが、帯板を添えた分だけの事はある仕上がりになる可能性が高いです。

⑫コーリンベルト:概ね腰ひもさえあれば全ての種類の着物がお着付け可能ですが、あれば心強いお品です。

⑬タオル3~5枚:補正用です。一般的な長形のフェイスタオル。普段使いされているもので大丈夫です。袴の外側に帯結びを見せるarrangeの際、土台にも活用できます。

ご自身お好みの袴スタイルを楽しまれるひと時になると良いですね。

思い出深い卒業式となりますように。

ご参考になれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございます。


袴スタイルの時だけしか使わない小物だから安価で済ませたい。だけど、ある程度こだわりたいって気持ちにこたえてくれる、おススメのお品です。